森羅万象から学ぶ羅針盤「失敗を繰り返して進歩する」

森羅万象から学ぶ羅針盤「失敗を繰り返して進歩する」

本田技研工業の創業者・本田宗一郎氏の言葉で、特に有名なのが「失敗より何もしないことを恐れろ」です。

本田氏は「私の現在が成功というのなら、私の過去はみんな失敗が土台づくりをしていることにある。仕事は全部失敗の連続である」とも言っています。

 また、早稲田大学の創設者である大隈重信氏も、学生にむかって「諸君は必ず失敗する。成功もあるだろうが、失敗が多い。失敗に落胆することなく、打ち勝たねばならぬ。たびたび失敗すると、そこで大切な経験を得る。この経験によって、もっと成功を期さなければならぬのである」と述べています。

 さらに、田中角栄氏も「失敗はイヤというほどしたほうがいい。そうするとバカでないかぎり、骨身に沁みる。判断力、分別ができてくる。これが成長の正体だ」と言っています。

 時として、私たちはひとりの人間の成功例からよりも、失敗から多くを学ぶでしょう。

 失敗とは、一つの教訓です。好転する第一歩なのです。

 むしろ、失敗しない人は、つねに何事もなしえないのではないでしょうか。

 それに、失敗の名人などという人はいないでしょう。失敗の前には、誰しも凡人です。

 歴史を振り返れば、過去に失敗したことを、粘り強く何度もやってみることで、人類が成長してきたことを物語っています。

 失敗が連続しても、次も必ず失敗するとは限りません。百回失敗しても百一回目に成功するかもしれないから、人類は進歩しているのです。

 私たちのつとめは、成功ではないのかもしれません。失敗にも負けずに突き進むことなのです。

 失敗は落胆の原因ではなく、新鮮な刺激ととらえるべきでありましょう。

シンプルライフ×シンプルスタイルと森羅万象から学ぶ人生羅針盤

現在のように、モノが溢れ、何一つ不自由なく手に入る時代になったからこそ、欲望で自分を見失わず、自分に相応しいライフスタイルを確立すべきだと思い、自分にとって不要なものは捨て、一番大切な必要なものを中心に暮らすシンプルライフスタイルこそが、心豊かで、幸福な暮らし方ではないだろうかと考えるようになり、テーマを、喜び生活・喜び仕事・喜び人生・人生そのものを愉しむ生き方を実践しています。

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