森羅万象から学ぶ羅針盤「断捨離で高まる」

森羅万象から学ぶ羅針盤「断捨離で高まる」

 断捨離は、単なる片付け術、収納術ではありません。

 人生、生活を快適なものにする思想なのです。

もともとヨガの行法である、断行(だんぎょう)、捨行(しゃぎょう)、離行(りぎょう)に対応した、生活に調和をもたらそうとする思想を意味する言葉です。

 それは、入ってくる不要なものを断つ「断」、現在ある不要なものを捨てる「捨」、ものへの執着から離れる「離」の3つの柱からなります。

 断捨離を実行すれば、人生そのものが身軽になり、快適な日常を手に入れることができるのです。

 そうすることで、次のステップを踏み出すきっかけにもなるのです。

 そして、哲学者・ニーチェは、「高まるために捨てる」ことの重要性について、以下のように述べています。

人生は、思うほど長いものではなく、場合によっては、今日のうちに亡くなる可能性もあるのです。

 そのため、私たちが何かを為す好機は、この瞬間でしかないのです。

 限られた時間の中で何かを為す以上、余計なものを捨てなければなりません。

 しかし、何を捨てなければならないかは、行動しているうちにわかります。

不必要なものは、ちょうど枯れ葉が木の枝から落ちるように、自然と剥がれ落ちていくからです。

 こうして、我々は身軽になっていきます。そして、目指す目標に近づいていくのです。

 このニーチェの言葉は、断捨離に通じるものがあります。

それは、より高いステージにアップしていくための、重要な考え方なのです。

 人生、生活のなかで、持てる「荷物」は限られています。

 必要な「荷物」を持ったら、不要な「荷物」は置いていかざるを得ないのです。

不要なものへの断捨離は、人生を豊かにするのです。

シンプルライフ×シンプルスタイルと森羅万象から学ぶ人生羅針盤

現在のように、モノが溢れ、何一つ不自由なく手に入る時代になったからこそ、欲望で自分を見失わず、自分に相応しいライフスタイルを確立すべきだと思い、自分にとって不要なものは捨て、一番大切な必要なものを中心に暮らすシンプルライフスタイルこそが、心豊かで、幸福な暮らし方ではないだろうかと考えるようになり、テーマを、喜び生活・喜び仕事・喜び人生・人生そのものを愉しむ生き方を実践しています。

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