森羅万象から学ぶ羅針盤「本当に興味を持っているか」

森羅万象から学ぶ羅針盤「本当に興味を持っているか」

 自分自身に、本当はどういう興味があるのか、よくわからないまま、進む道を選択してしまって、思い悩み、悔やんでいる人は、意外に多いと思います。

 本当は興味を持っていないのに、興味があると錯覚してしまう原因には、いろいろあります。

 まず、現実を知らないままの憧れや、子供じみた空想などから、誤った興味が生まれてくるようです。

 また、架空の出来事を現実化することです。例えば、映画やテレビドラマで描かれる、かっこいい刑事の活躍を見て、刑事を好きになってしまうことです。

 さらに、人の影響を受けすぎ、自分を見失うことです。

例えば、クラシック音楽に興味がないにも拘わらず、自分が尊敬し、憧れを抱いている人が「クラシックが好き」といったことに影響され、好きでもないクラシック音楽を、好きと錯覚することです。

 こうした観点を踏まえて、自分が興味を持っているものは本当か何か、自己分析をしてみる必要性があります。

なぜなら、世の中には、本当に興味を持っていなければ、知識や技能を身に付けることができないジャンルがあるからです。

 例えば、研究者になるには、何よりも興味が必要です。その分野に、本当に興味がなければ、それは真の研究者にはなり得ないでしょう。単に、事務的に取り組んで終わりです。

 自分の進むべき道を見極めるためには、冷静になって、自分が本当に興味を持っているものを知ることが必要です。

それは、偽りのない人生を歩むうえでも、極めて重要なことなのです。

シンプルライフ×シンプルスタイルと森羅万象から学ぶ人生羅針盤

現在のように、モノが溢れ、何一つ不自由なく手に入る時代になったからこそ、欲望で自分を見失わず、自分に相応しいライフスタイルを確立すべきだと思い、自分にとって不要なものは捨て、一番大切な必要なものを中心に暮らすシンプルライフスタイルこそが、心豊かで、幸福な暮らし方ではないだろうかと考えるようになり、テーマを、喜び生活・喜び仕事・喜び人生・人生そのものを愉しむ生き方を実践しています。

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