森羅万象から学ぶ人生羅針盤「欠点を補い長所を伸ばし合う」

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「欠点を補い長所を伸ばし合う」

比目魚(ひもくぎょ)という言葉があります。

デジタル大辞泉(小学館)によれば「一つ目の魚で、2匹並んではじめて泳ぐことができるという、中国の伝説上の魚。仲のよい夫婦のたとえ」「ヒラメやカレイのこと」と説明しています。

 比目魚が、2匹並んで泳ぐのは、視界が狭いというお互いの欠点を知っているからです。それに気づいているからこそ、その視界を補い合いながら、並んで泳ぐのです。

 自分の欠点を補ってくれるのは、言うまでもなく、他人です。自分に足りないものを持っており、それを活用してくれるのです。

 また、自分も、相手の欠点に対して、持てる能力を発揮しながら、補わなければなりません。そうやって相互扶助することで、お互いが成長していくのです。

 また、これは長所を生かす際にも、大いに言えることです。

何事においても、自分一人だけの力には限界があります。必ず、他人の力を借りなければ、長所も眠ったままになってしまいます。

 それは、他人の長所を伸ばす際にも、同様です。自分の力をもってして、他人の長所に、さらに磨きをかけていくのです。

 これに関連して、松下電器産業の創業者・松下幸之助氏の名言の一つに「お互いの長所欠点を良く知り合い、そして欠点を補い合う。そこから共同の仕事の発展が生まれる」があります。

お互いの欠点、長所に気が付かず、そのままにしておいたらダメです。常に相手を意識して、鋭敏な感覚で、その欠点・長所を認識できるようにしておかなければなりません。

そして、欠点を補い、長所を伸ばし合うことを実行し、限りない成長と、大いなる成功を手にしましょう。

シンプルライフ×シンプルスタイルと森羅万象から学ぶ人生羅針盤

現在のように、モノが溢れ、何一つ不自由なく手に入る時代になったからこそ、欲望で自分を見失わず、自分に相応しいライフスタイルを確立すべきだと思い、自分にとって不要なものは捨て、一番大切な必要なものを中心に暮らすシンプルライフスタイルこそが、心豊かで、幸福な暮らし方ではないだろうかと考えるようになり、テーマを、喜び生活・喜び仕事・喜び人生・人生そのものを愉しむ生き方を実践しています。

0コメント

  • 1000 / 1000