森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分で考えることが大事」

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分で考えることが大事」

 『昆虫記』で有名な、昆虫の行動研究の先駆者であるフランスの博物学者ジャン・アンリ・ファーブルの言葉に、以下の名文があります。

まず考えること、辛抱強く考えつくすこと。

むずかしいことがあれば、すぐに他の人に聞いて解決するというやり方は、決してすすめられる勉強法ではない。

他人に教わったのでは、難儀の一事のがれにしかならない。

必要なことはまず考えることだ。しかも辛抱強く考えつくすことだ。

人間は自分で探し求め、発見したことしかよく覚えていることはできない。

しかもなお、知識として覚えた場合と、自分で考えて発見したのとでは、精神の成長のうえからいっても大きな開きがある。

 この言葉を実行するには、まず、自分を貫き通す気持ちを持つことです。そして、言葉や態度に、常に一貫性を維持しましょう。そうすることで、辛抱強く考えつくすことができるのです。

 また、計画性も身につけるようにしてください。計画性の有る無しによって、辛抱強さにも、違いが出てきます。

さらに、個性的であることを誇りに思い、良い意味で孤独を愛し、他人に左右されない、確固たる信念を持ちましょう。

 そして、忘れてはならないのが、考えたら、必ず行動に移すことです。考えは、行動によって形作られ、その価値も証明されるのです。

 何事においても、自分で考えて出した結論に、大きな値打ちがあるのです。

もちろん、他人にアドバイスを求めることも重要ですが、そうした助言を材料にして、自分で考えることが大事なのです。

ファーブルの言葉にある、精神の成長においても、大きな意味を持つのです。

シンプルライフ×シンプルスタイルと森羅万象から学ぶ人生羅針盤

現在のように、モノが溢れ、何一つ不自由なく手に入る時代になったからこそ、欲望で自分を見失わず、自分に相応しいライフスタイルを確立すべきだと思い、自分にとって不要なものは捨て、一番大切な必要なものを中心に暮らすシンプルライフスタイルこそが、心豊かで、幸福な暮らし方ではないだろうかと考えるようになり、テーマを、喜び生活・喜び仕事・喜び人生・人生そのものを愉しむ生き方を実践しています。

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