森羅万象から学ぶ羅針盤「知らないことは人に聞く」

森羅万象から学ぶ羅針盤「知らないことは人に聞く」

 少しぐらい知識があっても「ひょっとしたら、よく知らないのかもしれない」と、常に思うことが重要です。

一番マズいのは「自分は誰よりも理解している」と錯覚してしまうことです。

 ソクラテスの「無知の知」のように、まず自分が知らないことを知り、それを素直に認めることが大事なのです。

 しかし、人は、自分自身が知らない、わかっていないことに、意外に気が付かないものなのです。これは、極めて残念なことです。

 そして、知らない、わからないことは、人に聞くのが一番の解決策ですが、誰に聞けばよいのか、その人選も大事です。

 それは、言うまでもなく、様々なジャンルにおけるトップクラスの人です。

 トップクラスの人は、物事の最終的な答えを示してくれます。身をもって知っているからです。

 そのトップクラスの人も、できれば複数人に接することがよいでしょう。

それぞれから違った意見を聞くことができるからです。

 そして、周りにトップクラスの人がいない場合は、名著、良書とよばれる書物を紐解き、その本の著者を自分の指導者にしてください。

 きっと良い答えを教えてくれるはずです。

 それでも、人にものを聞くのは、プライドが許さないという人がいます。そういう人は、決して伸びません。

 知らないことを聞く素直さ、謙虚さは、物事の上達、人の成長の基本ともいえるものです。

 もちろん、プライドを持つことは重要ですが、つまらない自尊心とは違うのです。

 真にプライドがある人は、極めて素直に「無知の知」を認め、他の人からさまざまな良い影響を受けることと思います。

シンプルライフ×シンプルスタイルと森羅万象から学ぶ人生羅針盤

現在のように、モノが溢れ、何一つ不自由なく手に入る時代になったからこそ、欲望で自分を見失わず、自分に相応しいライフスタイルを確立すべきだと思い、自分にとって不要なものは捨て、一番大切な必要なものを中心に暮らすシンプルライフスタイルこそが、心豊かで、幸福な暮らし方ではないだろうかと考えるようになり、テーマを、喜び生活・喜び仕事・喜び人生・人生そのものを愉しむ生き方を実践しています。

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